日本福祉大学「質的研究会」主催 継続研修会
M-GTAの理論と方法を学ぶ
~PSWの家族支援観の変遷に関するインタビューデータを用いて~

 研究者である大学院生および実践者が、説得力を持つ研究を進めるためには、研究テーマに相応しい研究手法を選択することが求められます。そのためには、多様な質的研究法の長所・短所を比較し、研究テーマに最も適した手法を適用することが必要になります。
 このことから当研究会では今年6月には「質的研究事始め」として、質的研究の基礎的な理解に関する研修を行いました。また、6月の研修の内容を深めるために、夏季大学院の分科会では、質的研究法の基礎的な知識に関する講義と、M-GTA(修正版グラウンデッドセオリーアプローチ)に関する分析ワークシート作成の演習を行いました。
 今回は、この2つの研修を踏まえ、実際のデータをご自身で分析できるようになっていただくために、質的研究法によって実際の分析を体験しながら学ぶ演習形式の研修を行うことにしました。
 今回の研修会で取り上げるのは、夏季大学院に続き、M-GTAの分析 です。
 研修では、教材事例(インタビューデータ)を用いて、インタビューデータからワークシートを用いて概念を生成し、そのうえでカテゴリーの生成、関連図の作成という一連の分析プロセスを体験的に学べるように企画しています。
 初めて学ぶ方はもちろん、昨年度までの既受講生の方も、新たな発見やアイディアを見い出すことができることでしょう。
 多くの皆さんの参加をお待ちしております。

日時
2018年 1013日(土)
10:00~16:30
14日(日)
9:30~16:00
会場
日本福祉大学
名古屋キャンパス南館 401教室

参加申し込み方法

定員

40名

※先着順、定員になり次第、締切とさせていただきます。

参加料金

3,000円

※申込フォームから申込確定後、参加費の入金方法等を記したメールが届きます。
10月5日(金)までに振込をお願いいたします。

申し込み締切

2018年10月5日(金)

ご参加いただくにあたっての注意

  1. 参加は、両日参加が原則です。
  2. 田中千枝子・日本福祉大学大学院質的研究会編『社会福祉・介護福祉の質的研究法』中央法規(2013)を持参してください。
  3. 分析では1グループ1台ノートPCを使用します。
    ※申込の際に、ノートPC持参の可否をお知らせください。

申し込み方法

以下の申し込みフォームからお申込みください。

問い合わせ先:平日10:00 ~ 17:00

日本福祉大学研究課

TEL:090-4855-3590
Email: kakidai_entry@ml.n-fukushi.ac.jp

会場のご案内

日本福祉大学名古屋キャンパス

〒460-0012
愛知県名古屋市中区千代田5-22-35

※会場に駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。

・JR「名古屋」駅より中央本線「中津川」行きに乗車「鶴舞」駅下車、徒歩2分。

・地下鉄「名古屋」駅より、東山線「伏見」駅乗り換え、鶴舞線「鶴舞」駅下車、徒歩2分。