日本福祉大学夏季大学院ゼミナール「質的研究法」継続企画:第2回「質的研究会」研修会「質的研究を体験する〜カードワークの実際を通じて〜 No.1No.2」

 日本福祉大学夏季大学院ゼミナールにおいて「質的研究法」の分科会を6年間にわたって実施してきました。その間に250名以上の皆さんがこの分科会を受講されました。さらに昨年度からは、分科会だけではなく、より深く学びたい、実際の調査実施に役立てたいとの声にこたえて、追加の継続研修会も実施しています。
 私たち質的研究法分科会の運営者たちは、「質的研究会」を発足させ、現場の実態を描く方法論として、質的研究がどのように現実を見せることができるのか、それがどのような理論やリアリティーにつながることなのかについて検討してきました。
 初回の昨年度は「質的研究のショーケース」として、多彩な質的研究の方法論の提示を行いました。2回目となる今年度の継続研修会は、質的研究法に関する多様な方法論のうち基本的な、概念の生成とカテゴリーの抽出、名付けと意味づけの操作的集団作業である、「カードワーク」を取り上げました。集団での具体的な分析作業を通じて、調査に関する手法を身につけ、図解と叙述の一つの研究に仕上げていく、質的研究の可能性を実際的に探っていきたいと考えています。
 今回は2日間2回に分けて、一つの研究課題を共同で仕上げていく作業なので、両日程ともの参加を原則とします。困難な場合はご相談下さい。

質的研究会 代表 田中千枝子(日本福祉大学社会福祉学部教授)

日程:No.2- 2012年12月2日(日)10:00〜16:00
<No.1に引き続く企画内容になっております。>
場所:日本福祉大学名古屋キャンパス北館8階
コーディネーター田中千枝子 日本福祉大学社会福祉学部教授
演習リーダー 塩満  卓 佛教大学福祉教育開発センター 講師
  山内 哲也 社会福祉法人武蔵野会本部次長 八王子実習所施設長
ファシリテーター 瀧澤  学 神奈川リハビリテーション病院高次脳機能障害相談室
相談支援コーディネーター
  鈴木 俊文 静岡県立大学短期大学部社会福祉学科 講師
  坂野 剛崇 東京家庭裁判所 調査官
  梅原 利光 三島市錦田地区地域包括支援センター センター長

【定員】 60名  <先着順、定員締切とさせていただきます
【参加費】 5,000円(※2日分の金額です) <参加確定後に振込案内をお送りします>
※本学大学院生・研究生は3,000円になります。
  申込書に「学籍番号」をご記入ください。
【申し込み方法】 11月26日(月)までに以下の方法でお申し込みください。

受け付けを終了いたしました

【問い合せ先】 平日10:00〜17:00
日本福祉大学研究課
〒460-0012 名古屋市中区千代田5-22-35
日本福祉大学名古屋キャンパス北館7F 福祉社会開発研究所
(問い合せ先)090-8499-2255
(FAX申し込み先)0569-87-3973(申込先)
(E-mail)kakidaigakuin@ml.n-fukushi.ac.jp

主催:日本福祉大学福祉社会開発研究所

【会場案内図】
日本福祉大学 名古屋キャンパス

名古屋市中区千代田5-22-35

  • JR「名古屋」駅より中央本線「中津川」行きに乗車「鶴舞」駅下車、徒歩2分。
  • 地下鉄「名古屋」駅より、東山線「伏見」駅乗り換え、鶴舞線「鶴舞」駅下車、徒歩2分。

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