社会福祉・医療事業団の長寿社会福祉基金助成金の交付正式決定

ニュースレター 2 号で, 「在宅介護サービスと利用希望者のマッチングシステム構築事業」 (研究代表者:経済学部 後藤順久助教授) に対する上記助成金の採択内定についてお伝えしましたが, このたび, 5 月 27 日付で, 社会福祉・医療事業団からの正式決定通知を受理, 本格的に研究調査が開始されました.


ソフトピアジャパン 97 年度研究発表会開催

1998 年 5 月 27 日, 岐阜県大垣市の (財) ソフトピアジャパンにおいて, 昨年度の研究発表会が開催され, 同財団と共同研究を行なう多数の研究団体による発表がおこなわれました. 当研究所からは, 情報社会科学部の岡川暁助教授が 96,97 年度と 2 年間に渡って続けてきた研究テーマ 「マルチメディアを用いた明るく楽しいリハビリシステムの開発」 について, 研究の締めくくりともいえる最終発表をおこないました. また別室に設けられた機器展示コーナーでは, 本学の学生数名が協力してシステムの実際の様子を多数の来観者に紹介しました.  なお, 今年度は新たな共同研究テーマとして 「手に優しい操作盤の開発 (研究担当・情報社会科学部 久保田競教授)」 が既に採択が決定, 着々と準備が進められています.


1998 年度情報社会システム研究所 所員会議開催

〜98 年度の研究計画等を決定〜

5月 21 日, 半田キャンパスにおいて, 98 年度の情報社会システム研究所の所員会議が開催されました. 所員会議では, 前年度の研究所の活動報告, 今年度の主な研究計画, そして今年度の研究所幹事などについて報告が行われました.  その後, 鵜飼一彦教授による 「プロジェクト "Mega Mawaru" の経緯 (視覚と平衡覚・新しいディスプレイと motion sickness)」 と題しての研究報告が行われました.  所員会議で確認された今年度の研究所の主な研究テーマは次の通りです.
「手にやさしい操作盤の開発」 (ソフトピアジャパンとの共同研究)
  研究代表者:久保田競教授 (情報社会科学部)
「高齢者がゲーム機器遊びを 学習する時の適応性の研究」 (パート2)
  研究代表者:鵜飼一彦教授 (情報社会科学部)
「パーソナルコンピュータによる 知的障害者の教育支援に関する研究」
  研究代表者:秋田宗平教授 (情報社会科学部)
「障害者の情報機器アクセス手段に関する研究」
  研究代表者:鵜飼一彦教授 (情報社会科学部)
「環境保全責任意識に関する地域間格差と 地域間葛藤・協力過程に関する研究」
研究代表者:千頭聡助教授 (情報社会科学部)

「ネットワークを使った街つくり組織のサポート」
研究代表者:佐々木葉助教授 (情報社会科学部)

「在宅介護サービスと利用希望者の マッチングシステム構築」 に関する研究(社会福祉・医療事業団  長寿社会福祉助成金交付事業)
研究代表者:後藤順久助教授 (経済学部)

「知多半島における地域福祉・ 情報システムの構築と開発に関する調査研究」
(知多半島総合研究所との合同研究)
研究代表者:野口定久教授 (社会福祉学部)

「広域行政圏における地域情報化システムの 構築と総合ケアマネジメント公社の開発」
  研究代表者:高橋紘一教授 (経済学部)


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