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本学の通信教育課程で精神保健福祉士を目指すにあたって

日本福祉大学教授
精神保健福祉援助実習 科目担当主教員

青木 聖久

 私たちが目指しているのは、「実際に」社会で活躍できる実践力の高い精神保健福祉士を養成することです。そのため、養成教育の過程では、常に「なぜ、精神保健福祉士を目指すのか」「どのようなソーシャルワークを展開する必要があるのか」「そのために何を学ばなければならないのか」という問いを、皆さんに投げかけ続けることになります。

 多くの皆さんは、社会経験を有していることから、豊富な知識やネットワークをお持ちです。社会経験を持っている皆さんに、現場の精神保健福祉士が求めているのは、豊富な社会経験を活かしながらも、謙虚な姿勢を持っていることです。人間はいくつになっても成長できます。精神障碍を有する方や現場の精神保健福祉士から、素直に学ベる人こそが、魅力的なのです。

 精神保健福祉士養成教育では、顔の見える通信教育を実現するために、クラス制を導入しながら、クラス担当教員との関係、学生相互の関係を大切にしています。その基礎には、日本福祉大学の「人を大切にする」という教育の理念があります。

 その一方で、希望者全員が精神保健福祉士養成教育を受講できる訳ではありません。きめ細やかな教育を実現するために、毎年、履修者選考試験を実施します。そして、その後は1年半の間、自宅でのテキスト学習を続けるほか、複数回にわたる学習課題レポートの添削指導やスクーリングの受講が課されるなど、本課程の精神保健福祉士養成教育はたやすくありません。

 私たち教員が見据えているのは、常に、精神保健福祉士として実践している姿です。皆さんが本学を卒業するということは、全国の社会福祉現場で活躍する日本福祉大学の卒業生の仲間入りすることを、同時に意味します。
ぜひ、本気で「日本福祉大学卒の精神保健福祉士」を目指してください。応援しています。