2005年度  取組報告

1.オンデマンド授業コンテンツ

【実 績】

・次年度開講科目である「経営開発序論」「英語プレゼンテーション」のオンデマンド授業コンテンツを開発した。

・e-AT利用促進協会の協力を得て、本年度よりオンデマンド授業科目として「福祉情報技術(履修者数163名)」を開講した。

【成 果】

・次年度開講予定となっているオンデマンド授業科目「経営開発序論」「英語プレゼンテーション」を開発したことにより、本通信教育部カリキュラムにおける学習選択の幅の広がりとスクーリング単位の修得促進が期待される。特に、「経営開発序論」は、導入教育科目であり、全国配信による新入生全体の学習動機高揚も期待される。また、上記2科目の開発を通じて本学におけるオンデマンド授業コンテンツの開発手法を得ることができた。

・オンデマンド授業科目「福祉情報技術」を開講したことにより、教育内容を充実させることができた。また、次年度以降のコンテンツ開発に向けて参考となる実施・評価データを得ることができた。

2.地域学習会について

【実 績】

・10月30日、31日に新潟地域学習会を実施した。平成16年の新潟県中越地震で甚大な被害を受けた長岡市の地域福祉事情について、「復興支援」「まちづくり」をキーワードに学習会を開催した。同窓生、地域の方々とともに、愛知、新潟、東京、神奈川、岐阜から本課程の学生18人が参加した。

・2月25日、26日に福岡地域学習会を実施した。「筑豊の歴史と現状から地域再生を考える」をテーマに学習会を開催し、同窓生、地域の方々とともに、本課程の学生7人が参加した。

・次年度以降の地域学習会の開拓調査ならびに実施準備として、大分地域の学習会、沖縄地域の学習会に向けて、その地域の本課程の学生および同窓会幹部にヒアリング調査を実施した。

【成 果】

・本課程の学生のみならず、幅広く参加があり、同窓生・地域の方々との学習交流ネットワークの構築につながった。また、次年度以降の継続開催も検討され、循環再生産型教育としての取り組みを開始した。

・次年度以降の地域学習会開催に向けた事前調査として、各地域の通信教育部生ならびに同窓生等へのヒアリングを通じて、多様な学習ニーズを把握し、新地域における学習会開催の目処を付けることができた。

3.企業家支援プログラム

【実 績】

通信教育部のネット上に「起業家学生情報交換フォーラム」を立ち上げ、起業に関心のある学生と職員のコミュニケーションを図った。

【成 果】

起業に対するニーズ調査の端緒についたばかりである。次年度以降は、さらに発展させる必要がある。

4.その他

【実 績】

特色ある大学教育支援プログラムフォーラムへの積極的な参加・公表・普及について

・特色ある大学教育支援プログラムフォーラムにおいて、横浜会場、福岡会場、新潟会場、広島会場、名古屋会場、札幌会場、京都会場の全会場に参加した。

・上記の全会場におけるポスターセッションに参加し、本学の取り組みを広く紹介し、本補助事業の公表・普及につなげた。

【成 果】

全会場のフォーラムに参加し、本学の取組みを広く情報発信する機会を得た。一方、多くの大学が実践されてこられた取り組みを学び、さらなる教育改革の取り組みに向けた指針を得ることができた。

BACK