本学では、現代社会において、経済・開発、行政・経営、芸術文化活動など、人々の日常生活に広く関連するようになった広義の福祉を「ふくし」と呼んでいる。福祉の総合的大学としての本学の教育資源を活用して、広範な仕事の広がりに対応したキャリア教育体系を構築し、「新ふくしキャリア教育」として福祉ビジネス企業をはじめ、様々な職場で福祉をテーマとした事業の展開と創造を進める人材の育成を行う。この教育は、基礎教育、専門基礎教育、キャリア形成教育の3体系からなる「新ふくしキャリア教育カリキュラム」に基づいて推進する。各教育体系は講義科目、実践科目、進路レポートで構成する。また教育支援システムとして、総合評価表、キャリアクレジット制度、進路開拓力判定で構成するキャリアポートフォリオシステムを導入する。キャリアクレジット制度は、学生のキャリアアップのための学内地域通貨制度としても展開し、学生の主体性の形成を促す。 |