MIME-Version: 1.0 Content-Type: multipart/related; boundary="----=_NextPart_01C447E2.2F2E9720" このドキュメントは単一ファイル Web ページ (Web アーカイブ ファイル) です。お使いのブラウザ、またはエディタは Web アーカイブ ファイルをサポートしていません。Microsoft Internet Explorer など、Web アーカイブをサポートするブラウザをダウンロードしてください。 ------=_NextPart_01C447E2.2F2E9720 Content-Location: file:///C:/F096DB08/file8312.htm Content-Transfer-Encoding: quoted-printable Content-Type: text/html; charset="us-ascii"
[本=
稿は、2004年5=
6376;29日に東京で開ࠑ=
2;された9th New Educa=
tion
Expo 2004の「=
大学改革」分科会で=
2398;同名の報告に加筆ӕ=
5;たものです。]
=
65298;1世紀COEプロ|=
64;ラム採択をバネにし=
た大学改革
=
65293;日本福祉大学の挑û=
26;
=
日本福祉大学教=
5480;・社会福祉学部長ӥ=
9;COE拠点リーダー&=
#12288; 二木 =
435;
=
はじめに-COEと=
5319;Pのダブル採択
日=
本福祉大学の研究・=
5945;育プロジェクトはӌ=
9;創立50周年を迎え&=
#12383;昨年(2003年A=
289;、文部科学省の「2=
;1世紀COEプログ=
12521;ム(以下、COE{=
92;略します)」と「特=
色ある大学教育支援=
2503;ログラム(以下、ᦃ=
9;Pと略します)」の&=
#20001;方に採択されまし=
383;。テーマは、COE=
;が「福祉社会開発の=
25919;策科学形成へのア|=
72;ア拠点」、GPが「=
学生とともに進める=
8556;害学生支援」ですӍ=
0;COEとGPのダブ&=
#12523;採択を受けた私立=
823;学は、慶応義塾大学=
;や早稲田大学などわ=
12378;か11大学にすぎ{=
78;、福祉系大学の中で=
は本学だけです。
こ=
のことは、本学が行=
2387;てきた、研究・教ೞ=
6;両面での大学改革が&=
#20840;国的にも評価され=
383;ことと喜んでいます=
;。と同時に、ダブル=
25505;択をバネにして、Ĉ=
12;学での改革はさらに=
加速しています。つ=
2414;り、COE・GPӗ=
2;大学改革との間には&=
#12300;相乗作用」がある=
392;言えます。 以下、=
;COEに対象を限定=
12375;て、採択後1年間{=
98;経験を踏まえて、C=
OE採択に至る経過=
2539;要因と採択をバネӗ=
5;した、主として研究&=
#38754;での大学改革につ=
356;て、お話しします。=
;もちろん、本学のC=
65327;E研究プロジェク|=
88;についても紹介しま=
す。
1.日=
本福祉大学の自己紹=
0171;
ま=
ず、日本福祉大学に=
2388;いて「自己紹介」ӕ=
5;ます。本学は、今か&=
#12425;51年前の195A=
299;年、名古屋市内に、=
;中部社会事業短期大=
23398;として創設され、ʌ=
97;957年に日本福祉=
大学に改組されまし=
2383;。これはわが国で࠶=
1;めての社会福祉学部&=
#12398;開設でもありまし=
383;。1969年には、=
;わが国で初めての大=
23398;院社会福祉学研究ķ=
85;を新設しました。<=
span
lang=3DEN-US style=3D'letter-spacing:.1pt'>
そ=
の後1976年に、=
2300;社会福祉を理解すӚ=
7;経済人の育成」を目&=
#30340;として、経済学部=
434;開設した後、198=
;3年にキャンパスの=
25313;大を目的として、×=
17;古屋の都心から知多=
半島先端の美浜町に=
1227;転し、「シーサイӠ=
9;・ユニバーシティ」&=
#65288;海辺の大学)にな=
426;ました。
実=
は、この移転により=
2289;本学の入学試験志༼=
0;者数は激減しました&=
#12290;当時は18歳人口=
398;急増期だったにもか=
;かわらず、移転前の=
65297;982年の約90ʌ=
96;0人から、1985=
年には約5000人=
2408;と、わずか3年間ӗ=
1;4割も減ってしまっ&=
#12383;のです。それに伴=
356;、入学学生の学力も=
;相当低下し、教育面=
12391;の困難も増したの{=
91;すが、1990年代=
前半までの10年間=
2399;、それに対応したਟ=
3;革を速やかに行うこ&=
#12392;はできませんでし=
383;。
し=
かし、1995年に=
0693;多半島の中心都市ӥ=
9;半田市に第3の学部&=
#12391;ある情報社会科学%=
096;を開設してからは、=
;「人間の福祉」を多=
38754;的に追求する「人ž=
91;福祉複合系」の大学=
づくりをめざして、=
2153;続的に学部・学科ӥ=
9;大学院の拡充を行う&=
#12392;ともに、教育・研=
350;両面での改革を行っ=
;てきました。
そ=
の結果、現在では、=
6412;学は社会福祉学部ӛ=
4;中核にして、経済学&=
#37096;、情報社会科学部=
289;および福祉経営学部=
;の4学部8学科と3=
22823;学院研究科を有しz=
89;学生総数約9000=
人の大学になってい=
2414;す。学生数の内訳ӗ=
9;、学部通学生約60&=
#65296;0人、学部通信課=
243;約2500人、大学=
;院生約300人です=
12290;
本=
学は、学部通学生数=
2398;面では愛知県内でә=
8;49大学中11位の&=
#12300;中規模大学」であ=
426;、受験難易度からみ=
;ても「中堅大学」で=
12377;が、福祉系大学と{=
75;ては「全国区」の大=
学であり、社会福祉=
3398;部学生の約6割がࢸ=
0;元の愛知県外の出身&=
#12391;す。一言でいえば=
289;本学は福祉を中核と=
;した「小さくともキ=
12521;リと光る」大学とš=
28;えます。
2.文=
部科学省の21世紀=
5315;OEプログラムとӗ=
9;? =
&nb=
sp;
次=
に、COEについて=
1777;単に説明します。ࠠ=
8;程述べましたように&=
#12289;正式名称は「21=
990;紀COEプログラム=
;」で、COEはcenter of exc=
ellence(卓越し=
12383;拠点)の略です。{=
71;れは、文部科学省が=
、わが国の大学に世=
0028;最高水準の研究教ೞ=
6;拠点を形成すること&=
#12434;目指して2002=
180;度から開始した国家=
;的プロジェクトです=
12290;その対象は大学院Õ=
38;士後期課程を有する=
大学で、1件当たり=
5301;年間助成が行われә=
4;す。理科系と文科系&=
#12391;は助成額に相当の=
133;がありますが、文科=
;系でも、5年間で総=
38989;数億円に達する見ů=
96;みです。
当=
初は、大学単位で「=
2488;ップ30」を選抜ӕ=
7;ることが予定されて&=
#12356;ましたが、途中か=
425;学問分野・大学院研=
;究科単位の「研究教=
32946;拠点」の形成へ変ć=
56;されました。それに=
よって、本学のよう=
2394;中規模・中堅私学ӗ=
8;研究プロジェクトが&=
#25505;択される可能性が=
983;まれたのです。
本=
学の宮田学長は、C=
5327;E採択後次のようӗ=
4;談話を発表していま&=
#12377;。「当初のトップA=
299;0構想を聞いた段階=
;では、率直に言って=
12289;本学にとって手のì=
26;く課題だとは思われ=
なかった。21世紀CO=
65317;プログラムと名称{=
64;変わり、国際的に貢=
献できる研究と人材=
9178;成の拠点づくりをਞ=
3;援するという内容に&=
#22793;わったことによっ=
390;、本学の実績と将来=
;構想が評価される可=
33021;性が出てきたと判Ą=
29;して申請することと=
した。」
C=
OE初年度(200=
5298;年度)には、5分ດ=
6;(①生命科学、②化=
3398;・材料科学、②情報=
;・電気・電子、③人=
5991;科学、④学際・複合=
;・新領域)全体で5=
65296;大学113件の研Ĺ=
50;計画が採択され、2=
年度(2003年度=
5289;には、別の5分野ᦀ=
8;①医学系、②数学・=
9289;理学・地球科学、③=
;機械・土木・建築・=
12381;の他工学、④社会మ=
5;学、⑤学際・複合・=
26032;領域)で52大学ʌ=
97;33件の研究計画が=
採択されました。そ=
2375;て、2003年度ӗ=
5;、本学の研究計画「&=
#31119;祉社会開発の政策=
185;学形成へのアジア拠=
;点」が、社会科学分=
37326;で採択されたので{=
77;。
2=
003年度の申請総=
5968;は611件で採択=
5;は21.7%でした&=
#12364;、私立大学に限れ=
400;、219件中31件=
;、採択率14.2%=
12398;超「狭き門」でし{=
83;。全体としては、東=
京大学や京都大学な=
2393;の旧帝国大学と慶ে=
3;義塾大学・早稲田大&=
#23398;などの有名大規模=
169;立大学が上位を独占=
;し、「もともと予算=
12364;優遇された有名大é=
98;にさらに予算をばら=
まくだけ」との強い=
5209;判も出されていまӕ=
7;。
し=
かし、例外もありま=
2377;。「読売新聞」(ᦁ=
8;003年7月18日&=
#65289;の報道記事を借用=
377;ると、「個性的なも=
;のや、看護や福祉系=
12398;大学が選ばれるな{=
93;、入試偏差値とは異=
なる評価も表れた」=
2363;らです。そして、ࠤ=
0;国に110校以上あ&=
#12427;「福祉系の大学」A=
288;日本社会福祉教育学=
;校連盟正会員校)で=
12383;だ1校採択された{=
98;が日本福祉大学で、=
その研究テーマは、=
0808;程述べましたようӗ=
5;、「福祉社会開発の&=
#25919;策科学形成へのア=
472;ア拠点」です。
3.本=
学の研究プロジェク=
2488;がCOEに採択さӚ=
8;た3つの要因
本=
学の研究プロジェク=
2488;について説明する࠺=
9;に、中規模・中堅私&=
#23398;である本学の提案=
364;COEに採択された=
;要因について述べま=
12377;。一言でいうならz=
89;それらは大学改革の=
実績、魅力的な研究=
2486;ーマの設定、およӘ=
3;申請にあたっての組&=
#32340;的対応力の3つで=
377;。
第=
1の要因は、本学が=
2289;長年の社会福祉教ೞ=
6;・研究の蓄積をベー&=
#12473;にしつつ、199A=
296;年代後半以降の10=
;年間、福祉重視・情=
22577;化・国際化という{=
00;時代の風」をつかん=
で、積極的な事業展=
8283;と大学改革を進めӖ=
3;ことです。具体的に&=
#12399;、情報社会科学部=
289;福祉経営学部の開設=
;、大学院情報・経営=
38283;発研究科および通Ì=
49;制の国際社会開発研=
究科の開設などです=
2290;2003年度にはࡧ=
7;古屋の都心に大学院&=
#26657;舎を新設し、現在=
399;、それがCOE研究=
;の拠点にもなってい=
12414;す。もう一つの事č=
89;展開は、1994年=
にフィリピン国立大=
3398;、2002年に中ࢲ=
9;・南京大学、200&=
#65299;年に韓国・延世大=
398;校等、アジア各国を=
;代表する有力大学と=
23398;術交流協定を締結{=
75;たことです。これは=
COE採択の決め手=
2398;一つになったと思ӛ=
1;れます。
第=
2の要因は、「福祉=
1038;会開発の政策科学উ=
8;成へのアジア拠点」&=
#12392;いう、福祉をベー=
473;としつつ、視野が広=
;くしかも魅力的な研=
31350;テーマを設定した{=
71;とです。COEの採=
択理由でも「アジア=
1038;会の現代的要請にখ=
0;えるユニークなもの&=
#12301;と高く評価されま=
375;た。この研究テーマ=
;は、COE申請にあ=
12383;り、従来縦割りだ{=
87;た大学院3研究科の=
垣根を取り払い、特=
2395;社会福祉学研究科ӗ=
2;国際社会開発研究科&=
#12398;担当教員が協力し=
390;知恵とアイデアを出=
;し合ったことにより=
12289;生まれました。
第=
3の要因は、本学の=
2068;織的対応力です。ੑ=
2;学は、COE申請に&=
#12354;たり、「21世紀A=
315;OEプログラム推進=
;室」を設置し、学長=
12434;中心とした大学ト|=
83;プの強力なリーダー=
シップの下で、担当=
5945;職員が短期間の突ฑ=
1;工事で膨大な申請書&=
#39006;をまとめました。A=
315;OEの採択理由にも=
;、「リーダーの意欲=
12399;高く、大学全体のă=
03;援も評価する」と書=
かれていました。
4.本=
学のCOEプロジェ=
2463;ト「福祉社会開発ӗ=
8;政策科学形成へのア&=
#12472;ア拠点」の紹介
次=
に、本学のCOEプ=
2525;ジェクト「福祉社ߩ=
0;開発の政策科学形成&=
#12408;のアジア拠点」に=
388;いて、簡単に紹介し=
;ます。これについて=
35443;しくは、「COE|=
91;ューズレター」1号=
をご覧下さい。
本=
プロジェクトの目的=
2434;一言でいうと、本ण=
8;の大学院社会福祉学&=
#30740;究科が蓄積してき=
383;先進国の高齢者ケア=
;を中心とする福祉分=
37326;の政策科学・評価ij=
40;究と、本学の大学院=
国際社会開発研究科=
2364;蓄積してきた発展=
4;上国の貧困地域の参&=
#21152;型社会開発研究と=
434;統合・融合して、「=
;福祉社会開発学」あ=
12427;いは「福祉社会開į=
30;の政策科学」という=
新しい学問領域を創=
0986;し、本学を中心にӖ=
1;の「アジア拠点」を&=
#24418;成することです。=
467;来この2つの研究は=
;、国内的にも、国際=
30340;にもまったく別個{=
95;行われており、それ=
の統合・融合は世界=
1021;の野心的試みですӍ=
0;
そ=
して、この目的を達=
5104;するために、次のᦂ=
1;分野の研究を推進し&=
#12390;います。①高齢者|=
65;アの政策科学形成、=
②日本の中山間地に=
362;ける地域ケア、福祉=
;社会開発モデル研究=
12289;③東南・南アジアӗ=
5;おける福祉社会開発&=
#12398;方法論的研究、④Ĉ=
81;アジア福祉社会開発=
研究、⑤保健医療福=
049;の統合システムの研=
;究。
こ=
れらの研究の多くは=
2289;本学と学術交流協ऩ=
0;を結んでいる中国・&=
#21335;京大学、韓国・延=
990;大学校、フィリピン=
;国立大学をはじめ、=
12514;ンゴル国立大学、|=
52;ギリス・マンチェス=
ター大学などと共同=
2391;実施しています。ࡧ=
2;わせて、「福祉社会&=
#38283;発学」に係わる国=
869;外の専門職・準専門=
;職の養成、研修教育=
12398;ためのプログラム|=
34;設けています。
本=
研究プロジェクトは=
0740;究成果の社会還元ӛ=
4;重視しており、初年&=
#24230;は大規模研究シン=
509;ジウムを2回開催し=
;ました。1つは昨年=
65297;1月に開催した「ʍ=
15;OE採択記念国際シ=
ンポジウム-福祉社=
0250;開発:コミュニテӝ=
1;ー支援への政策科学&=
#12398;形成」、もう1つ=
399;本年2月に開催した=
;「21世紀COEプ=
12525;グラム日本福祉大é=
98;2003年度シンポ=
ジウム-福祉社会開=
0330;の政策科学形成にࡨ=
1;けて」です。
先=
に述べましたように=
2289;本プロジェクトのం=
0;究拠点は2003年&=
#24230;に新設した大学院=
517;古屋キャンパス内に=
;あります。大学の本=
20307;(美浜校舎)が知ä=
10;半島先端のやや交通=
不便な地にあるのと=
0064;なり、このキャンӡ=
7;スは新幹線名古屋駅&=
#12363;ら電車で10分足=
425;ずの名古屋都心にあ=
;ります。このキャン=
12497;スを開設したこと{=
95;より、COE研究と=
大学院教育との一体=
1270;が可能になっていә=
4;す。
本=
プロジェクトは、本=
3398;の教員だけで40ߟ=
4;(うち「事業推進担&=
#24403;者」10人)、他=
22823;学の教員、本学のä=
23;学院生・研究員を加=
えると総勢70人以=
9978;が参加する、本学ࡥ=
0;上最大規模の研究教&=
#32946;プロジェクトです=
290;ちなみに、本学の普=
;通任用教員総数は1=
65300;2人であり、そのʌ=
98;5%が本プロジェク=
トに参加しています=
2290;
先=
に述べましたように=
1119;祉系大学でCOEӗ=
5;採択されたのは本学&=
#12384;けであり、この意=
619;では本プロジェクト=
;は、社会福祉学領域=
12391;史上最大の研究教ʼn=
46;プロジェクトとも言=
えます。
5.C=
OE採択後の本学の=
5126;略目標と「COEӢ=
2;ランド」の活用
本=
学では、COE採択=
4460;、研究面で次の戦=
3;目標を立てました。&=
#12381;れは、COEプロ=
472;ェクトの遂行を通し=
;て、本学が、名実と=
12418;に、社会福祉学全ō=
24;と国際社会開発の研=
究・教育の「アジア=
5312;点」になることでӕ=
7;。それにより、国内&=
#22806;の研究者や福祉関=
418;者から、「社会福祉=
;学と国際社会開発は=
12289;日本・アジアではĄ=
85;本福祉大学に学べ」=
と言われる大学にな=
2427;ことをめざしていә=
4;す。
そ=
のためにも、「CO=
5317;ブランド」を最大༈=
0;に活用して、優秀で&=
#24847;欲的な若手教員と&=
498;生・学生を多数確保=
;するように努めてい=
12414;す。本年度、社会ķ=
19;祉学部は5人の教員=
を新たに採用しまし=
2383;が、そのうち3人ӗ=
9;COEプロジェクト&=
#12395;も参加する30歳=
488;の新進気鋭の教員で=
;す。中国・韓国から=
12398;留学生である院生|=
18;急増しました。さら=
に、東京大学や京都=
2823;学等の優秀な大学༉=
8;生やオーバードクタ&=
#12540;を、各種のCOE=
740;究員として採用する=
;こともできています=
12290;
6.C=
OEをバネにした本=
3398;の研究体制・活動ӗ=
8;強化
最=
後に、COE採択後=
5297;年間の経験を踏まӔ=
0;て、COEをバネに&=
#12375;て本学の研究体制=
539;活動が飛躍的に強化=
;されたことについて=
12289;3点お話ししますz=
90;
第=
1は、COE採択を=
2496;ネにして、研究活ࡈ=
5;の遂行・点検が、本&=
#23398;の管理運営機構の=
013;に明確に組み込まれ=
;たことです。具体的=
12395;は、学長を本部長{=
92;し、学長補佐・大学=
事務局長・COE拠=
8857;リーダー等で構成ӕ=
3;れる「COE推進本&=
#37096;」と、拠点リーダ=
540;と5分野の研究責任=
;者で構成する「CO=
65317;推進委員会」を設ņ=
22;しました。COE推=
進本部会議は毎月開=
0652;し、COEプロジӝ=
5;クトの戦略的方針を&=
#26908;討・作成していま=
377;。COE推進委員会=
;は研究推進の「実施=
37096;隊」で、毎月(本ñ=
80;度からは隔月)開催=
し、毎回、5分野の=
0740;究の進捗状況を報=
8;・点検・調整してい&=
#12414;す。この委員会は=
289;正規の委員だけでな=
;く、本プロジェクト=
12395;参加している教員}=
39;院生全員が自由に参=
加できる「開かれた=
2301;組織にしていますӍ=
0;毎回の参加者数は2&=
#65296;~40人です。
第=
2は、COE研究の=
6930;行を通して、本学ӗ=
1;初めて、学部・大学&=
#38498;研究科・研究領域=
398;枠・壁を越えた「学=
;際的共同研究」が進=
12435;だことです。具体į=
40;には、5つの研究分=
野すべてに、複数の=
3398;部・研究科所属のਢ=
5;員が加わるだけでな&=
#12367;、毎回のCOE推$=
914;委員会では、本研究=
;プロジェクトの主目=
27161;である、各分野のij=
40;究を統合した「福祉=
社会開発学」を確立=
2377;るために、それぞӚ=
8;の分野の責任者の「&=
#21839;題提起(話題提供A=
289;」に基づく自由討論=
;を継続しています。=
span>
従=
来は、本学のような=
0013;規模・中堅大学でә=
8;、所属学部・研究科&=
#12420;研究領域の垣根・=
528;を超えた共同研究を=
;継続することはきわ=
12417;て困難でした。し{=
63;しCOE採択を機に=
、一気に大規模な学=
8555;的共同研究が進みә=
4;した。先程述べまし&=
#12383;ように、従来、福=
049;分野の政策科学・評=
;価研究と参加型社会=
38283;発研究との間には|=
11;とんど接点がなかっ=
たのですが、この間=
2398;共同研究を通してӌ=
9;研究視点・方法論上&=
#20104;想外の共通点があ=
427;ことが確認され、両=
;者を統合・融合した=
12300;福祉社会開発学」ĵ=
06;立の見通しが立ちま=
した。この研究成果=
2399;、今年度中に『福ఠ=
9;社会開発学の構築』&=
#12392;して出版する予定=
391;す。
第=
3は、COEに参加=
2377;る教員・大学院生ӗ=
8;、研究成果の発表に&=
#23550;する緊張感や使命=
863;が高まったことです=
;。文部科学省の科学=
30740;究費や各種民間団Ë=
07;の研究助成では、研=
究費の使途は厳密に=
8857;検される反面、研ి=
0;成果の点検は緩やか&=
#12391;す。そのために、=
412;学でも、せっかくそ=
;れらを受けながら、=
23398;会発表や研究論文{=
98;執筆、あるいは研究=
書の出版をせずに、=
0869;輪の「研究報告書ӎ=
1;の発行でお茶を濁す&=
#30740;究が少なくありま=
379;んでした。
そ=
れに対してCOEで=
2399;、毎年、研究成果ӗ=
8;発表が厳しく点検さ&=
#12428;るだけでなく、CA=
327;E第2年度終了後の=
;「中間評価」の結果=
12364;悪ければ、採択がÖ=
62;り消されることにな=
っており、それが研=
1350;者と院生に強い緊অ=
3;感と使命感を生んで&=
#12356;るのです。そして=
312;点リーダーは、毎回=
;のCOE推進委員会=
12391;、各分野の研究成ĉ=
24;の発表(学会報告や=
研究論文の投稿、研=
1350;書の出版等)の実ಟ=
8;と予定を、点検・督&=
#20419;しています。
C=
OE第2年度である=
6412;年度は、先に述べӖ=
3;①『福祉社会開発学=
12398;構築』を含めて、Ð=
40;5研究分野で次の1=
2冊の研究書を出版=
2377;る予定です。②『「=
;医療費抑制の時代」=
12434;超えて-イギリス{=
98;医療福祉改革』、③&=
#12302;フィードバック型=
171;護保険プロジェクト=
;』、④『在宅高齢者=
2398;終末期ケア-全国ෟ=
9;査に学ぶ』、⑤『中=
23665;間地域における福Ķ=
49;社会開発モデル研究=
』、⑥『居住福祉学=
398;構築-地域再生の論=
;理』、⑦~⑨『社会&=
283;発事例の国際比較(=
;理論編・事例分析編=
65289;』(英文)、⑩『ਰ=
5;本と韓国の福祉国家&=
#12398;再編と福祉社会の&=
283;発』、⑪『日中韓の=
居住福祉』、⑫『医=
274;福祉経営の課題』。=
;
こ=
のように短期間に大=
7327;の研究書を出版すӚ=
7;ことは、本学の歴史&=
#19978;初めての快挙であ=
426;、それが本学の研究=
;水準だけでなく、大=
23398;院教育、ひいてはé=
98;部教育のレベルアッ=
プにつながると期待=
2375;ています。