平成22年3月をもって文部科学省『教育GP』採択プログラムとしての活動は終了いたしました。3年間の成果をまとめた報告サイトを作成しましたので、是非ともご覧ください。なお、サービスラーニング活動については、引き続き、社会福祉学部の独自プログラムとして実施していきます。活動状況については、社会福祉学部ホームページで掲載していきますのでよろしくお願いたします。

過去の更新情報はコチラNPO協働型サービスラーニングクラスの風景

2010年度サービスラーニングがスタート

 いよいよ、新2年生のサービスラーニングプログラムが開始となりました。第1回の講義は、「地域で学ぶサービスラーニング」をテーマに合同講義を実施しました。
 この合同講義では、NPO協働型5クラスと教職課程1クラスの学生が参加。サービスラーニングを担当する各先生3人が、それぞれの視点からサービスラーニングに関しての講義を実施しました。
 まず、原田先生から、「地域で学ぶとは?」「地域社会の一員である市民として何ができるのか?」など、アメリカの小学校でのサービスラーニングの授業を例に、この学びの狙いや背景について講義がおこなわれました。
 次に、教職課程クラス担当の岡先生が、「総合学習」の学びをつくる力を身につけるために、地域社会と向かい合い、市民性を育むことの大切さについて、昨年度の活動事例をもとに説明。
 最後に、市民社会コンサルタントとして活動する村上先生が「市民活動、NPOとは何か?」というテーマで、ワークシートを使って講義を実施。「まちのゴミは誰がひろうべきか?」という問題提起からはじまり、市民活動・NPOの活動形態、収入源など、学生たちが普段意識していなかった視点から次々と出されるテーマに、息つく間もない様子でした。

学生リフレクション(ふりかえり)※一部抜粋
  • NPOが、政府や行政から補助金をもらっていることを知り驚いた。同時に、お金がないと活動範囲が限られ、必要不可欠なものだとも感じました。
  • NPOは「市民が社会をよりよく変えるための組織」であることを、学ぶことができました。
  • 「誰かが出してくれる答えを待つ」のではなく、「自ら考える」という心意気で頑張っていこうと思った。