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健康科学部

リハビリテーション学科
学科トピックス

臨床実習、国家試験対策、卒業研究――
リハビリテーション学科3専攻の特色ある学び。

理学療法学専攻

臨床実習

徹底した実習準備を行って、医療の現場へ。

1年次の「見学実習」から3・4年次の「総合実習」まで、すべての実習に先立って、OSCE※(オスキー:客観的認証能力テスト)を、約半年間にわたって実施します。特定の症例を想定してプロが演じる模擬患者に対して、学生は問診や計測などにより状況を評価し、治療計画を立てて実践。教員がその評価を行います。その繰り返しにより技術と自信を身につけて臨床現場に送り出します。実習から戻ると、全員参加の実習報告会を実施。教員や上級生からの質問に答えることで、実習での学びを定着させます。下級生は今後の実習に向かう際の心構えができます。

※Objective Structured Clinical Examination

国家試験対策

学生同士で学び合う学風が根づいています。

4年生になると同時に国家試験対策がスタートします。理学療法士国家試験の受験対策に精通した外部講師を約10人も招き、科目別の対策講座を1週間集中的に開講。受験に向けた学習方法を理解します。さらに、3年次の終わりから受験本番を控えた4年次の12月まで、全国模試を10回、本学オリジナル模試も10回行い、段階的に実力をアップさせます。理学療法学専攻には、学生同士で自発的に学び合う学風が根づいており、夜遅くまで自主勉強会を開く様子がキャンパスのあちらこちらで見られます。努力する4年生の姿に、後輩たちもいい影響を受けているようです。

卒業研究

学部在学中に、大学院レベルの研究に挑戦。

卒業研究のクオリティの高さが本専攻の特徴。「感覚器とバランス能力」「骨格筋の肥大と萎縮」「スポーツ理学療法」「疼痛抑制メカニズム」など、多分野の専門研究者が揃っており、その指導を受けながら質の高い研究に取り組むことができます。

卒業研究のテーマ例(2017年3月卒業生)

  • Visual Display Terminal 作業における自覚的疲労が追従性眼球運動へおよぼす影響
  • ジャンプ動作時の股関節肢位の違いによる体幹運動様式への影響
  • 経皮的末梢神経電気刺激の鎮痛効果 ~中枢性疼痛修飾系への影響を検証する~
  • 高齢者への注意機能トレーニングが二重課題条件下の歩行能力に及ぼす影響
  • 骨格筋経皮的電気刺激によるインスリン抵抗性改善効果とそのメカニズムを探る
    ~サイトカインシグナルの内因性シグナル抑制蛋白SOCS3に着目して~
  • 整形外科外来患者の痛みに対する破局的思考に精神心理・認知行動的側面が与える影響

作業療法学専攻

臨床実習

作業療法4領域を網羅する充実した実習先。

作業療法学はカバーする領域の広さが特徴であり、実習先も幅広い機関・施設が必要です。本専攻では、身体障害領域は総合病院、精神障害領域は精神科病院、老年期障害領域は介護老人保健施設、発達障害領域は療育センターというように、全領域の実習先をしっかりと確保しています。中でもニーズの高い身体・精神・老年期の3領域については、3・4年次の「総合実習」ですべてを体験できるよう配慮します(3領域×6週間)。実習病院の指導者には、本学科の前身となった日本福祉大学高浜専門学校の卒業生も多く、厳しくも温かな実習指導を受けることができます。

国家試験対策

教えながら学ぶ「後輩育成プロジェクト」。

4年次に進級すると同時に、毎月1~2回の全国模試に取り組みます。模試を数多く経験することで、国家試験問題の傾向を把握し、苦手問題の克服を図るとともに、国家試験特有のプレッシャーに耐えうる精神力を養えます。加えてゼミの担当教員も各人の個性に合わせた受験指導を行うなど、学生の国家試験合格を縦横にサポートします。また4年生は、本専修独自企画の「後輩育成プロジェクト」に参加します。1・2年生に対して解剖学・生理学といった基礎的な科目を指導することにより、これらの科目を復習することができます。

卒業研究

学生の幅広い関心に応える研究指導体制。

「総合実習Ⅰ」が終わる3年次の冬から研究テーマを模索し、4年次の春から研究活動を開始します。身体・精神・老年期・発達の各領域に対応した研究者・臨床家が揃っているため、関心ある分野の研究に自由に取り組むことができます。

卒業研究のテーマ例(2017年3月卒業生)

  • 在宅高位頚髄損傷者のQOL
  • 大学生の対人関係に関与する社会認知機能の検討
  • 脳血管障害に対する認知運動療法 ~治療手技における特徴に着目して~
  • 上肢痙縮に対するボツリヌス治療とリハビリテーション
  • 障害受容の概念から見た障害者の自立に向けた取り組み
  • 脳血管障害患者における「できるADL」と「しているADL」の乖離の要因

介護学専攻

臨床実習

積み上げ式の実習で実践力アップ!

1・2年次は介護福祉士のための、3年次は社会福祉士のための実習を開講します。「介護実習」はⅠ~Ⅲの3段階。1年次秋の「介護実習Ⅰ」は毎週1日、12週間にわたって実習を行います。その後、1年次後期に「介護実習Ⅱ」(3週間)、2年次後期に「介護実習Ⅲ」(5週間)とステップアップを図ります。社会福祉士をめざす「相談援助実習」も2段階方式で行い(実習A:3年次8月、実習B:3年次1月~2月)、利用者に対する生活支援にとどまらず、利用者をとりまく家族、施設職員、各種の福祉サービスに働きかけていく方法を学んでいきます。実習終了後には、実習先の指導者を招いて報告会を実施します。

国家試験対策

介護福祉士 & 社会福祉士2資格取得を見据えた対策。

1・2年次には介護福祉士国家試験模試を受験し、担当教員との個別面接を行うことで学習スタイルの確立をめざします。4年次からは社会福祉士国家試験対策講座もスタートし、模擬試験などを通じて徐々に受験モードに切り替えていきます。介護福祉士・社会福祉士それぞれの対策講座で全体授業・小人数編成のクラス別学習・模擬試験を行い、学生同士が学び合いながら自主的に学習を進めます。学年ごとの学習内容に応じて国家試験対策講座を行うことにより、本専攻学生の社会福祉士国家試験合格率は高い実績を残しています。

*介護福祉士養成課程在学生を対象とした介護福祉士国家試験は2017年度より実施されます。

卒業研究

大学ならではの卒業研究に取り組む。

介護の技術を身につけるだけでなく、介護学の進歩に貢献できる研究能力や指導力を身につけることが本専攻のねらいです。介護学をはじめ心理学・看護学・社会福祉学など多様な領域をカバーする専任教員から、研究指導を受けられます。

卒業研究のテーマ例(2017年3月卒業生)

  • 高齢者の孤立予防に向けた住民活動の推進方策に関する考察
  • 特別養護老人ホームで働く介護職員の意識
  • 介護学生の死生観形成に影響を及ぼす要因
  • 知的障害者の出産・結婚の現状と課題
  • ドクターショッピング -事象から解決まで-