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知多研 地域を学ぶ歴史講座「知多北部・名古屋南部の歴史を探る」
特別講演会「知多半島の活断層と南海トラフ巨大地震」を開催しました

開催日 2019年6月14日(金)10:00~11:30
会場 東海市立文化センター 1階 大ホール
講師 牧野内 猛 氏(名城大学名誉教授)

 日本福祉大学知多半島総合研究所は、2014年度より、地域を学ぶ歴史講座「知多北部・名古屋南部の歴史を探る」(東海市教育委員会協賛)を東海市立文化センターで毎年開催してきました。

 地域に暮らす人々の歴史を考えるうえで、ふだんの生活を脅かす地震・津波・台風などの自然災害があります。地震は周期的にやってくるといわれ、そう遠くない未来に南海トラフ巨大地震が起こるとも想定されていることから、2019年度前編(全3回)は「自然と向き合う-災害を乗り越えて-」をテーマと設定しました。

 2019年度前編第1回の企画は特別講演会として、名城大学名誉教授 牧野内猛先生に「知多半島の活断層と南海トラフ巨大地震」として講演をいただき、当日は、地域の歴史愛好家とともに、知多半島の地形や地質に興味を持つ方、地震・防災に関心のある方など、約260人の参加者がありました。

 牧野内先生からは、知多半島の成り立ち、知多半島を造っている地層、活断層等についての話がなされるとともに、今後、数十年の間に東海・東南海・南海地震(この3連動が南海トラフ巨大地震)が発生する可能性やその被害想定等が示されました。また、最後に参加者に対して「次にこの地域で発生する巨大地震は、南海トラフ巨大地震ではないかも知れないが、東海・東南海・南海地震は必ず起こると考えてよいので、最悪の事態を想定し、日ごろから地震への心構えと備えが大切」との呼びかけがありました。