2006年:きっかけ 2007年6月~7月:話し合い 2007年7月~9月:撮影・編集1 2007年10月:作品のお披露目1 2007年10月~2008年2月:撮影・編集2
2007年11月:外部講師の指導1
2008年3月:作品のお披露目2 2008年7月:作品の貸し出し 2008年10月:作品のお披露目3 2008年12月:外部講師の指導2 2009年3月:GP活動報告
昔の映像や今の半だの様子がわかる映像製作に重点 製作した映像の活用に重点
  10月:生涯学習フェスティバルで作品お披露目
12月:花堂監督をお招きして指導を受ける。
2009年3月:駅フェスでGP活動報告

1.きっかけ / 2006年

2006年に、半田市に埋没していた35年前の16mmフィルムが見つかり、このフィルムには知多半島の昔のまちの姿が映っていました。現在の映像と昔の映像を比較しながら、地域の変遷を学習できる教材づくりに挑戦しようと始まり、地域資源の再発見などに取り組んでいます。

半田市と日本福祉大学の連携

日頃から、半田市と本学との様々な取り組みを行ってきて連携があり、ある時、昔の映像を活用して、何かできないだろうかという話が出たのが発端となった。

平成18年度の「特色ある大学教育支援プログラム」で、本学が申請した「知タウンシップによる教育イノベーション-公私協力による生涯学習事業と連携した実践的学部教育-」が採択されたこともあって、プログラムの一環として実現の運びとなった。

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2.話し合い / 2007年6月~7月

2007年6月から7月にかけて、市民、学生、行政の方々をメンバーにして、プロジェクトの進め方、取り組んでいく内容について話し合いを重ねました。

プロジェクト名 市民と大学と行政の協働による映像づくりプロジェクト
プロジェクトチーム名 トレジャーハンダー(意味合い:宝とか貴重な物や人を意味するトレジャーとハンダーは半田市をもじったもので、半田の人や物の宝を発見・発掘して映像として残していこう意味合いのチーム名)


【話し合いの様子】


【2007年度のメンバーの集合写真】

シナリオづくり、撮影する映像、撮影、編集等における役割分担の体制づくりなど話し合いました。 市民の方の中からプロジェクトリーダーを選出して、学生の中からプロジェクトサブリーダーを選出しました。


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3.撮影・編集1 / 2007年7月~9月

2007年の夏は、日本の広範囲にわたって猛暑が襲いました。そんな猛暑の中、市民と学生が協力し合いながら、取材、撮影を行いました。あまりの暑さに撮影途中に、気分が悪くなるメンバーもおりました。

見つかった35年前の16ミリフィルムで写っていた昔の半田の映像をベースに、現在の姿、そして、新たなにできた半田のスポットなど下記で示しました数多くの場所で撮影しました。


【撮影風景】

撮影場所 「蒸気機関車C11265のSLが半田市民ホール跡地からJR半田駅への移動」「ミツカンの酢の醸造風景・博物館酢の里」「国盛 酒の文化館」「中埜酒造の酒造の仕込み・醸造風景」「再開発された知多半田駅界隈・クラシティ半田」「雁宿公園」「知多牛の飼養風景」「衣浦海底トンネル」「半田福祉ふれあいプール」「半田運動公園(陸上競技場)」「半田市立図書館・半田市立博物館・半田空の科学館・半田市体育館」「はんだ市民盆踊り大会」「半田赤レンガ建物」「半田運河周辺・蔵のまち」「新美南吉記念館・矢勝川の彼岸花・南吉の養家・南吉の生家」「半田市観光協会が現在使っている登録有形文化財の小栗家住宅」「JR半田駅の跨線橋」「碧南火力発電所の煙突の上からの半田市の撮影」

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4.作品のお披露目1 / 2007年10月

2007年10月1日に雁宿ホールで開催された半田市制70周年式典で、製作して映像のお披露目をしました。  式典には、地元選出衆議院議員、地元選出参議院、地元選出県議会議員、愛知県知事、県下各市長、郡内各町長、県下各市議会議長、商工会議所会頭、小中学校長など約600人が招待されました。

我々メンバーが製作した「映像で見る半田」は、市民合唱とともに、主要企画として、たいへん好評を得ることができました。我々メンバーも特別招待されて、式典に参加し、市長からもお褒めのお言葉をいただきました。


【半田市制70周年記念式典の様子】

お披露目した映像の概要

映像で見る半田

(制作:トレジャーハンダー、カラー18分)

約35年前の半田市の記録映像と、現代の半田の町の様子を織り交ぜて半田市を紹介しています。
過去から現代への半田市の変遷がお楽しみいただけます。


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5.撮影・編集2 / 2007年10月~2008年2月

半田市の風物詩、イベント等を撮影していくとともに、11月のOurPlanet-TVの白石さんをお招きした勉強会で、今年度は「新美南吉」に焦点をあてて、2008年3月の駅前フェスティバルでお披露目する映像づくりを行っていくこととなりました。

新美南吉が歩いた道を訪ねたり、新美南吉記念館の館長さんのインタビュー、子どもの頃、新美南吉と遊んだ小栗さんへのインタビュー、観光客はじめ日頃、ボランティアガイドで案内している大黒谷さんへのインタビューなど行いました。撮影・編集等を通して、メンバー皆が新美南吉を深く知ることができ、半田の魅力を再認識いたしました。


【撮影風景】

撮影場所 「半田赤レンガ建物の一般公開、工場内も撮影」「半田市民マラソンの撮影」「知多半田駅~JR半田駅一帯のイルミネーションの撮影」「半田市成人式の撮影」「新美南吉記念館・矢勝川の撮影」「新美南吉記念館の館長さんへのインタビュー撮影」「矢勝川で小栗さんのインタビュー撮影」「新美南吉が歩いたJR半田駅の跨線橋~紺屋海道界隈を撮影」「半田市観光ボランティアガイドの大黒谷さんのインタビュー撮影」

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6.外部講師の指導1 / 2007年11月

2007年11月26日にOurPlanet-TVの白石さんをお招きして、勉強会を開催しました。13時から18時まで、みっちりと講習会を行い、その後、場所を移して、22時頃まで懇親会を行いました。講習会は5時間という長丁場でしたが、学ぶことが多くあっという間でした。また、懇親会ではざっくばらんに語り合い、盛り上がりました。


【白石先生からアドバイスを受けている勉強会風景】

講習会では、市制70周年の式典向けに制作した映像のアドバイスを頂くとともに、年度末に制作する映像(南吉の心が宿るまち)について、方向性を導き出して頂きました。その他、撮影に関する技術的な指導も受けました。たいへん勉強になりました。


白石先生からアドバイスを受けた主な事項の一例

南吉を軸にして映像イメージ
  • まちのあちこちにきつねがいる。(クロネコヤマトのきつねはじめ)
  • 彼岸花をはじめた人がみんなをつないでいる。
  • 小学校でも子どもたちが南吉の童話を取り上げている。
  • やさしいものがたり、それを協働でやっている。
  • 心を伝えているまち。など

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7.作品のお披露目2 / 2008年3月

2008年3月1日(土)、2日(日)に知多半田駅界隈で行われた駅前フェスティバルで、メンバーが約半年かけて作り上げてきた「南吉の心が宿るまち」をお披露目いたしました。

当日は、多くの来場された市民の方々にご覧いただきました。また、撮影でお世話になりました新美南吉記念館の館長さんにもお越しいただきました。アンケートにもお答えいただき、たいへん良い評価を得ることができました。



お披露目した映像の概要

南吉の心が宿るまち

(制作:トレジャーハンダー、カラー11分)

数々の童話を生み出した南吉。その南吉が愛した半田とは、どのような町だったのでしょうか。
 南吉と一緒に、半田を知る旅に出掛けましょう。


2007年度の活動記録映像の概要

ドキュメンタリー編

(制作:トレジャーハンダー、カラー8分)

半田市民、日本福祉大学生、市役所や各施設の皆さんが協力し合って映像を作っていく過程、感想などが収められています


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8.作品の貸し出し / 2008年7月~

2008年7月末から我々メンバーが製作した映像と2006年に見つかった古い映像を入れたDVDの貸し出し(無料)をクラシティ半田3階の交流センターを窓口として始めました。DVDの貸し出しにあたって、PR用のチラシを5000枚作成し、大学、市の窓口とともに、いろいろな場を活用して広報活動を行っています。

新聞で取り上げられ、掲載された朝から問い合わせの電話がかかってきて、用意した5本のDVDがすべて貸し出しとなり、予約が出るほどの盛況ぶりでした。その後、貸し出しのDVDを10本に増やすなど対応いたしました。

また、学校教育課から半田市内の全小中学校にDVDを配布してもらえないかという打診があり、全小中学校に配布いたしました。市外の名古屋市鶴舞中央図書館からもDVDを置きたいと問い合わせがあり、対応いたしました。

映像をご覧頂いた方には、返却時にアンケートにお答えいただき、ご覧になった映像の満足度、活用方法のご意見・ご感想等をお聞きし、今後の映像づくりや活用の仕方に生かしています。

無料DVD貸し出しの映像内容

タイトル 映像で見る半田(制作:トレジャーハンダー、カラー18分)
タイトル 南吉の心が宿るまち(制作:トレジャーハンダー、カラー11分)
タイトル ドキュメンタリー編(制作:トレジャーハンダー、カラー8分)
タイトル のびゆく半田(制作:CBC映画社、白黒23分)
タイトル 伸びゆく半田(制作:CBC映画社、白黒20分)

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