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お知らせ・トピックス

Paka Pakaによる「発達障がい特性と関わりを学ぶ」勉強会が開催されました

2015年6月30日

 6月12日(金)に、NPO法人PakaPakaによる勉強会、「発達障がい特性と関わりを学ぶ~疑似体験とロールプレイを通して~」がCラボ美浜で行われ、発達障がいや療育について関心がある本学の学生が7名参加しました。
 勉強会では、同法人臨床心理士の青木氏、児童指導員の安江氏(本学卒業生)が講師となり、発達障がいを持つ子どもの世界を疑似体験しました。

 初めに、青木氏から発達障がいの種類とその特性について、日常生活の中で起きる例を挙げながら説明がありました。
 後半では、安江氏が、発達障がい児に多くみられる感覚過敏性・鈍感性、不器用さ、視野の狭さ、聴覚性言語理解のし難さついて説明しました。また、ラップを巻いたペットボトルを覗いてものを探す(視野の狭さの体験)、軍手をして折り紙でツルを折る(不器用さの体験)、自分だけが分からない言葉で動作を指示される(聴覚性言語理解のし難さ)、などの疑似体験をしました。

 参加した学生からは、「軍手をすると感覚が鈍くなり、動きがゆっくりになり、紙一枚をめくることも難しい」、「言葉で指示されると分からないけれど、絵カードで動作を示されると分かり易い」などの感想がありました。
 発達障がい児と教員のやり取りを想定したロールプレイを行い、教員の対応としてよくない点について意見を出し合いました。はさみを使うときの注意点を伝える場合、「年長さんらしく」「危ない使い方はしない」など曖昧な表現で伝えるのではなく、具体的にどのようにしてほしいのかを伝えること、また、否定の表現はなるべく使わずに、肯定文で伝えることがポイントであると、学びました。
 NPO法人PakaPakaによる勉強会は今後も定期的に開催されます。関心のある方はCラボまでお問い合わせください。

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