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お知らせ・トピックス

Paka Pakaによる発達障害児に関する勉強会が開催されました

2014年7月31日

 昨年11月に引き続き、武豊町で発達障害児の個別療育を行うPaka Pakaによる勉強会の第2弾として、7月24日(木)に美浜キャンパスCラボにて、発達障害児に関する勉強会が開催され、子ども発達学部心理臨床学科で認定心理士を目指す学生を中心に、9人が参加しました。

「Paka Paka」とは・・・

武豊町で発達障がい児の個別療育指導および放課後等デイサービスを行う事業所で、ABA(応用行動分析)を中心とした個別療育を行っています。

 今回はPaka Paka代表の土肥克也氏に加え、青木康彦氏が講師を務め、スライドを用いて自閉症スペクトラム障害や注意欠陥多動性障害(ADHD)などの発達障害について知ることから始まり、Paka Pakaでの実践例を交えながら、障害を持つ子どもへの具体的な対応方法などについて解説されました。

 話すことができない子どもの発声を促し、発話に繋げる方法が紹介されたり、個別療育だけでなく、社会生活を送るには、買い物や乗り物に乗るなどの生活スキルを身に付ける集団療育も必要だとも指摘されるなど、学生は真剣に聞き入っていました。

 Paka Pakaでは発達障害の子どもを持つ親の相談にも応じており、主な相談内容である文字や数の教え方、困った行動への対処法については、状況を細かく聞き、その子に合った環境整備等の助言をするなど、相談に乗ることだけでも問題の半分近くが解決するとも語られました。

 子ども発達学部4年の学生は、「就職して社会に出る前に、少しでも子どもに関する知識を蓄えておきたいと思った。」と、参加の動機を語ってくれました。
 その他、参加した学生の中は、終了後も講師のお二人に日頃から疑問に思っていたことを熱心に質問していました。

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