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お知らせ・トピックス

大規模災害発生地域における医療・福祉連携に係る意見交換会を開催しました

2014年3月17日

 3月12日に、日ごろ、福祉や医療の現場等に関わっている皆様方にお集まりいただき、「大規模災害発生地域における医療・福祉連携に係る意見交換会」を美浜キャンパスで開催しました。基調報告に続き、総勢32名の参加のもと活発に意見交換が行われました。

 基調報告では、数々の災害現場でのご経験がある藤田保健衛生大学の平川昭彦教授から、災害に対する医療現場の備えや医療と福祉の連携・融合の重要性についてお話いただき、「福祉に通じた災害に強いコミュニティネットワークづくり」のアプローチ案も提示されました。
 平川教授とは、本学主催の「地域連携プラットフォーム設立記念フォーラム」(2013年10月開催)にご参加いただいたことがご縁で、今回の意見交換会の開催に結びつきました。

<基調報告>

テーマ 「災害時の医療現場、福祉との連携・融合の可能性」
講師 藤田保健衛生大学医学部 災害・外傷外科 平川昭彦教授

<意見交換>

テーマ 「大規模災害発生地域における医療・福祉連携」
コーディネーター 日本福祉大学 学長補佐 原田正樹

参加団体 (団体名五十音順)

社会福祉法人 愛光園
社会福祉法人 あぐりす実の会 大地の丘
社会福祉法人 椎の木福祉会 特別養護老人ホーム瑞光の里
社会福祉法人 知多学園 特別養護老人ホームむらさき野苑
社会福祉法人 みはま福祉会 セルプアゼーリア
特定非営利活動法人 地域福祉サポートちた
特定非営利活動法人 チャレンジド
特定非営利活動法人 ゆめじろう
半田市立半田病院
藤田保健衛生大学
美浜町社会福祉協議会
美浜町

 基調報告後は、「大規模災害発生地域における医療・福祉連携」というテーマで、原田学長補佐のコーディネートのもと約1時間半にわたる意見交換を行いました。学外からは福祉施設はじめ上記団体の方々が、本学からは学長、理事長をはじめ教職員ととともに、災害ボランティアセンターの学生らも参加しました。

 意見交換では、実際に被災地支援に行った福祉施設の生々しい現状や課題が報告されるとともに、知多半島で災害が発生した際のそれぞれの団体が抱えている課題も率直に話されました。福祉施設の抱えている課題に対して、医療サイドから平川教授はじめ半田市立半田病院の看護長からお話しいただくとともに、行政、社会福祉協議会の立場からもご意見いただきながら医療と福祉の連携の可能性について、真剣かつ活発な議論を交わしました。また、話し合いの中では、日ごろの顔の見える関係づくりが重要という点が挙げられ、災害ボランティアセンターの学生たちも関わる美浜町の「みんなの減災カレッジ」の取組が紹介されました。

 課題は多岐にわたっており、今回1回の話し合いですぐに解決できるものではありません。平川教授からも続けてやっていくことが大切というお言葉もいただき、来年度も引き続き、医療と福祉の連携・融合に向けて話し合いを行うことになりました。

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