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学園創立70周年記念事業募金ご支援のお願い

学校法人日本福祉大学は、2023年に学園創立70周年を迎えます。
 戦前から宗教家として社会事業に取り組まれた学園創立者鈴木修学先生が、戦後の混乱を経て「新しい時代の社会福祉を担う専門人材の育成を、東京、大阪に続いて、名古屋・中部圏でも」との熱き思いで、1953(昭和28)年に中部社会事業短期大学を名古屋市昭和区杁中の地に設立されたのが始まりです。

 以来、建学の精神「如我等無異」、教育標語「万人の福祉のために、真実と慈愛と献身を」のもと、教育・研究の発展に努め、現在大学院・大学・専門学校・付属高等学校あわせて在学生は約1万3千人、約12万6千人の卒業生を輩出するに至りました。また、2020年には付属クリニックさくらを開設しました。これもひとえに多くの皆様方からの長年にわたる本学園への多大なるご支援の賜物と、心より感謝申し上げます。

 学園は現在「第3期学園・大学中期計画」(2021-2028)を推進しています。
 そのさなかに70周年という節目の年を迎え、本学の教育研究の現代的意義とそれをふまえた世界のあり方を改めて広く問う決意として「Well-being for All」を宣言し、2023年度から2025年度までの3年間にわたり、各記念事業を実施してまいります。

 世界は今、地球そのものの持続可能性を問われながら、戦争停止と平和の回復・維持、格差や分断の解消と自然環境や資本主義経済のコントロールなど、多くの困難に直面しています。そのなかで日本は、世界にさきがけて迎える超少子高齢社会の課題先進国として、注目されています。直面しているさまざまな課題の解決にあたっては、世界と日本の区別なくボーダレスに取り組んでいくことが求められています。
 世界と日本の課題をふまえて、これからの福祉社会の創造に求められている教育・研究・事業を、より発展・成長させる機会として学園創立70周年を位置づけて、取り組みをすすめていきたいと考えています。
 “望ましい世界とWell-beingのありよう”について広く議論を深めていき、あわせて卒業生や地域の皆様のご協力も得ながら、本学で学ぶ学生や生徒、社会人の方々を“未来のWell-beingの実現主体”として育成していく一層の契機として、教職員一同取り組んでいく所存です。

 皆様のご理解と、心強いご支援を是非ともお願い申し上げます。

日本福祉大学

理事長 丸山 悟

日本福祉大学

学長 原田 正樹

日本福祉大学中央福祉専門学校

校長 長岩 嘉文

日本福祉大学付属高等学校

校長 山口 喜久枝

日本福祉大学付属クリニックさくら

院長 土井 康平